用 語 |
読 み |
解 説 |
愛染明王 |
あいぜんみょうおう |
愛染明王とは息災、増益、敬愛、降伏のご利益を備えている明王で、煩悩や愛欲といった人間と切っても切り離せない本能を、向上心として仏への信仰、信心への糧にする功徳を持った仏様です。 また、その名の通り恋愛成就や結婚、出産、家庭円満など女性が祈念することをつかさどる仏様として知られています。 |
阿弥陀仏如来 |
あみだぶつにょらい |
阿弥陀如来仏教における如来の一尊で、西方極楽浄土の教主とされています。念仏を唱える者を極楽浄土に導く仏として広く信仰を集めています。 |
天手力男神 |
あめのたぢからおのかみ |
天岩戸伝承で、天岩戸(あまのいわと)の中に閉じこもったアマテラスを外の世界に引きずり出した神様です。このため筋力の神と称えられ、スポーツの神様として奉られることもあります。 二度とアマテラスが岩戸の中に閉じこもらないよう、遠くに蹴り上げた岩戸が、戸隠山になったといわれています。 |
安産祈願 |
あんざんきがん |
安産祈願とは、妊娠中の女性が無事に出産できるよう、神社やお寺で祈祷を受ける儀式のことです。 |
稲荷大明神 |
いなりだいみょうじん |
稲荷大明神はご神名を宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と称し、「宇迦」とは「貴い食物」を意味します。 五穀をはじめ一切の食物を司る神さまであり、生命の根源を司るいのちの根の神さまです。 |
盂蘭盆会 |
うらぼんえ |
「お盆」の正式名称です。 |
永代供養 |
えいたいくよう |
永代供養とは、寺院や霊園が遺骨の管理や供養を遺族に代わって永代にわたって行うもので、お墓などを継承する人がいなくても、寺院や霊園が責任を持って供養を続けてくれる制度です。 |
えびす神 |
えびすしん |
恵比寿様は遠方から福を運んできてくれる海の神様で豊漁の神様として信仰されていました。時を経て農民や商人にも広まり、商人には商売の神様、農民には田の神、山の神として豊作の神様として奉られるようになりました。 |
閻魔大王 |
えんまだいおう |
仏教における冥界の大王です。生前の善悪を審判し、その結果に応じて天国や地獄への道を決定するとされています。また地蔵菩薩の化身とも言われ死者の救済や苦悩の軽減にも関わるとされています。 |
縁結び |
えんむずび |
縁結びとは、人と人との良い繋がりを結ぶこと、またはそのための祈りを指します。特に恋愛や結婚における良い縁を願うことが多いです。 |
延命地蔵 |
えんめいじぞう |
延命地蔵は地蔵菩薩の一種で、特に人々の寿命を延ばすことを誓願とする仏様です。新しい命を守り、健康長寿や若死にを免れることを願って信仰されます。 |
大祓 |
おおはらえ・おおはらい |
6月と12月に行われる神事で、知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを祓い清め、災厄を逃れるための行事です。 |
おみくじ |
おみくじ |
おみくじとは吉凶を占うためのくじのことで、一般的に「みくじ箋」と呼ばれる紙片に書かれた運勢や和歌などを読み、その内容から神仏のお告げやアドバイスを受け取るとされています。 |
お宮参り |
おみやまいり |
お宮参りとは、生後間もない赤ちゃんを連れて、氏神様(その土地の守り神)がいる神社にお参りし、赤ちゃんの誕生を報告し、健やかな成長を祈る日本の伝統的な行事です。 |
お礼参り |
おれいまいり |
お礼参りとは、神社やお寺で以前に祈願した願い事が叶った際に、神仏に感謝の気持ちを伝えに参拝することです。 |
開運祈願 |
かいうんきがん |
開運祈願とは、運が開けるように、良い方向へ進むように、神仏に祈ることを指します。単に運が良くなるだけでなく、運命の道が開けるように、転機を良い方向へ導くように、また悪い方向に引っ張られないように、神仏に祈る行為です。 |
海上安全 |
かいじょうあんぜん |
海上安全とは、海における事故やトラブルを未然に防ぎ、安全に航行や活動ができるようにすることを指します。具体的には、船舶の運航、漁業、マリンレジャーなど、海に関わる全ての活動における安全を確保することを意味します。 |
鏡開き |
かがみびらき |
鏡開きとは、お正月にお供えした鏡餅を下げて食べる行事です。年神様が宿るとされる鏡餅を食べることで、無病息災を願います。刃物で割ることを避けて、木槌などで叩き「開く」という言葉が使われます。 |
学業成就 |
がくぎょうじょうじゅ |
学業成就とは、学業や勉学において、目標を達成すること、またはその成功を願うことを意味します。具体的には、試験合格や研究の進捗、資格取得など、学業に関するあらゆる目標の達成を指します。受験生や学生だけでなく、スキルアップを目指す社会人も、学業成就を願って神社仏閣に参拝することがあります。 |
家内安全 |
かないあんぜん |
家内安全とは、家族全員が健康で幸せに過ごせるように、また、家や家族に災いが起こらないように願うことです。具体的には、事故や病気、火災、盗難など、家族や家に関わる様々な災難がないように祈ることを指します。 |
神須佐能袁命 |
かむすさのおのみこと |
日本神話に登場する神様で、暴風雨の神、荒神、英雄神など、さまざまな側面を持っています。天照大神(アマテラス)の弟として知られ、ヤマタノオロチ退治の英雄神としても有名です。また、治水や疫病除けの神様としても信仰されることもあります。 |
観月祭 |
かんげつさい |
観月祭とは、中秋の名月(旧暦8月15日)の夜に、月を鑑賞し、その恵みに感謝する祭りです。多くの神社で祭礼として行われています。 |
観世音菩薩 |
かんぜおんぼさつ |
観世音菩薩は大乗仏教における重要な菩薩の一尊で、広く信仰されています。観音菩薩(かんのんぼさつ)や観自在菩薩(かんじざいぼさつ)とも呼ばれ、人々を救済する慈悲深い存在として知られています。 |
神嘗祭 |
かんなめさい |
神嘗祭は「かんなめさい」「かんにえのまつり」「しんじょうさい」とも読みます。 「嘗」は、食べ物でもてなす、お供えものをして神をお迎えするという意味を持つ漢字で、その秋に穫れた穀物を天照大御神にお供えし、その年の恵みに感謝するというものです。 |
観音菩薩 |
かんのんぼさつ |
観音菩薩は大乗仏教における重要な菩薩の一尊で、広く信仰されています。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)や観自在菩薩(かんじざいぼさつ)とも呼ばれ、人々を救済する慈悲深い存在として知られています。 |
企業隆昌祈願 |
きぎょうりゅうしょうきがん |
企業隆昌祈願とは、企業や法人が事業の繁栄や成功を祈願することです。具体的には、商売繁盛、業績向上、事業の発展、社員の健康と安全などを願います。企業隆昌祈願は、新年や新年度の始まり、創業記念日、または会社の節目となるタイミングで行われることが多いようです。 |
紀元節祭 |
きげんせつさい |
紀元節祭とは、日本の初代天皇である神武天皇が即位されたとされる日を記念して行われる祭祀のことです。現在では「建国記念の日」として国民の祝日になっていますが、かつては「紀元節」という名前で祝われていました。 |
鬼子母尊神 |
きしもそんじん |
きしぼじんとも呼ばれる神様で、安産や子育ての神として信仰される仏教の女神です。元々は暴虐な性格で人間の子供を食べていましたが、お釈迦様に教えられて改心し、子供たちの守護神になったとされています。 |
祈年祭 |
きねんさい |
祈年祭とは、五穀豊穣を祈る神道のお祭りです。毎年2月17日に全国の神社で行われ、「としごいのまつり」とも呼ばれます。その年の豊作を祈願するお祭りで、11月23日の新嘗祭と対になっています。 |
九州八十八ヶ所百八霊場 |
きゅうしゅうはちじゅうはっかしょれいじょう |
弘法大師(空海)ゆかりの地を巡る九州を一周する巡礼霊場です。108の寺院を巡る壮大なコースで、昭和59年(1984)に弘法大師入定千百五十年を記念して開創されました。 |
謹賀新年 |
きんがしんねん |
謹賀新年とは、年賀状などで使われる言葉で「謹んで新年をお祝い申し上げます」という意味です。相手への敬意を表す丁寧な表現で、目上の方にも使える賀詞です。 |
久延毘古 |
くぜびこ |
古事記に登場する神様で、天下の事を知る智恵の神様、または案山子(かかし)の神様として知られています。別名を「山田之曾富騰(やまだのそほど)」とも言います。 |
車のお祓い |
くるまのおはらい |
車のお祓いとは、神社などで車と運転手の交通安全を祈願する儀式のことです。事故の発生を防ぎ、安全運転への意識を高めることを目的としています。 |
車祓い |
くるまばらい |
車祓いとは、神社などで交通安全を祈願するために、車とドライバーがお祓いを受ける儀式のことです。新車を購入した時や、運転する機会が増えるタイミングなどで、安全を祈願するために行われることが多いです。 |
競馬必勝祈願 |
けいばひっしょうきがん |
競走馬の必勝を祈る御祈祷です。勝馬投票券の購入者ではなく、馬主や騎手、調教師など競走馬に携わる人々が勝利を祈願するものです。 |
健康祈願 |
けんこうきがん |
健康祈願とは、病気にかかることなく、毎日健康で過ごせるように願うことです。無病息災を願う発症前の祈願と、病気平癒を願う発症後の祈願があります。身体の健康だけでなく、心の健康も含まれます。 |
航海安全祈願 |
こうかいあんぜんきがん |
航海安全祈願とは、海の安全を願う儀式や祈りのことです。漁業や海運業だけでなく、船舶旅行なども含めた航海全般の安全を祈願します。 |
合格祈願 |
ごうかくきがん |
合格祈願とは、試験や受験、資格取得などの成功を願って祈祷や儀式を行うことです。受験生本人だけでなく、家族や友人が代わりに祈願することもあります。 |
工事安全祈願 |
こうじあんぜんきがん |
工事安全祈願とは、建設工事や解体工事などの工事を行う際に、工事関係者や地域住民の安全を祈願する儀式のことです。地鎮祭や起工式と同じく工事の無事と、工事に関わる全ての人々の安全を祈るために行われます。 |
工場安全祈願 |
こうじょうあんぜんきがん |
工場安全祈願とは工場での業務が安全に行われ、事故や災害が起こらないように祈る儀式のことです。特に、新しい機械の導入時や安全週間などに合わせて行われることが多いです。 |
交通安全御守護 |
こうつうあんぜんごしゅご |
「こうつうあんぜんおまもり」とも読みます。交通事故や交通災害から身を守ることを願って授与されるお守りのことです。自動車やバイクのお祓いと一緒に受けたり、身につけたりすることで、無事故を願うお守りとして用いられます。 |
弘法大師尊御守護 |
こうぼうだいしそんごしゅご |
弘法大師である空海(くうかい)を尊んで、その御守りを願うことです。弘法大師の霊験あらたかな力によって、災難から免れたり、幸福を祈願したりします。 |
虚空蔵菩薩 |
こくうぞうぼさつ |
虚空蔵菩薩は無限の知恵と福徳を司る仏教の菩薩です。求聞持法(ぐもんじほう)という記憶力を高める修行の本尊としても信仰されています。また、十三参りという数え年13歳になった子供が虚空蔵菩薩に参拝し、知恵を授けてもらう風習も残っています。 |
五穀豊穣祈願 |
ごこくほうじょうきがん |
五穀豊穣祈願とは、米、麦、粟、黍、稗の五穀をはじめとする穀物が豊かに実ることを願う行事です。古来より日本の農耕文化において、豊作は人々の生活の基盤であり国家の繁栄にも繋がる重要なものとされてきました。 |
牛頭天王 |
ごずてんのう |
お釈迦様の生誕地に因む祇園精舎の守護神です。疫病退散、除災、開運、出世などのご利益があるとされています。 |
御先祖供養 |
ごせんぞくよう |
御先祖供養とは、亡くなったご先祖様の霊を供養し、冥福を祈る行為です。お墓参りや仏壇へのお供え、法要などを通じて、ご先祖様に感謝の気持ちを表し、その霊を慰めることを目的とします。 |
子宝成就 |
こだからじょうじゅ |
子宝成就とは、子供を授かること、またはそのための祈願を指します。特に、子供を望む夫婦が、子宝に恵まれるように神社仏閣で祈祷を受けたり、お守りを身につけたりすることを指すことが多いです。 |
子宝祈願 |
こだからきがん |
子宝祈願とは、子供を授かりたいと願う夫婦が、子宝に恵まれるように神社や寺院で祈祷や参拝を行うことです。子宝に恵まれることを願うお守りや、子授けのご利益があるとされる場所を訪れることも含まれます。 |
金毘羅大権現 |
こんぴらだいごんげん |
金刀比羅宮に祀られている神様で、主に航海の安全、五穀豊穣、大漁祈願、商売繁盛、病気平癒、家内安全など、幅広いご利益があるとされています。 |
最上位経王大菩薩 |
さいじょういきょうおうだいぼさつ |
最上位経王大菩薩は日蓮宗の寺院で本尊として祀られることが多い神仏です。法華経の守護神であり、特に「最上さま」「お稲荷さん」として親しまれています。五穀豊穣、商売繁盛、厄除けなど、様々な福徳をもたらすとされています。 |
三宝荒神 |
さんぼうこうじん |
三宝荒神(とは仏教における「仏(ぶつ)・法(ほう)・僧(そう)」の三宝を守護する神であり、日本独自の信仰対象です。また不浄を嫌うことから火の神、竈(かまど)の神としても信仰され、特に台所の守護神として祀られることが多いです。 |
地蔵尊 |
じぞうそん |
地蔵尊とは地蔵菩薩の敬称です。地蔵菩薩は人々を苦しみから救う仏教の菩薩であり、特に子供を守る仏として信仰されています。また、道祖神としての性格も持ち、集落の入り口などに祀られることもあります。 |
地蔵菩薩 |
じぞうぼさつ |
地蔵菩薩は地蔵尊とも呼ばれる菩薩です。地蔵菩薩は人々を苦しみから救う仏教の菩薩であり、特に子供を守る仏として信仰されています。また、道祖神としての性格も持ち、集落の入り口などに祀られることもあります。 |
七五三詣 |
しちごさんもうで |
七五三詣とは、子供の成長を祝い今後の健やかな成長を神様にお祈りする伝統的な儀式です。数え年で3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子が神社に参拝し、これまでの成長に感謝し今後の幸せと健康を祈ります。 |
七福神 |
しちふくじん |
七福神とは、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、寿老人の7柱の神様の総称です。これらは幸福や財運をもたらすとされ、室町時代末期から江戸時代にかけて、庶民の間で親しまれてきました。それぞれの神様には、商売繁盛、五穀豊穣、長寿、学問成就など、異なるご利益があるとされています。 |
七面大明神 |
しちめんだいみょうじん |
七面大明神は日蓮宗において法華経を守護する女神として信仰される神で、七面天女とも呼ばれます。 |
釈迦如来 |
しゃかにょらい |
釈迦如来は仏教の開祖であるお釈迦様のことです。お釈迦様は実在の人物(ゴータマ・シッダールタ)で、悟りを開き仏陀となりました。人々をあらゆる苦悩から救い安らぎの道へと導く存在として仏教徒から崇拝されています。 |
十一面観世音菩薩 |
じゅういちめんかんぜおんぼさつ |
十一面観音菩薩は頭部に11の顔を持つ観音菩薩の変化身で、六観音の一つです。あらゆる方向を見渡し人々の苦しみを救うとされています。頭頂の11面は菩薩修行の階位や仏果を表し、衆生の煩悩を断ち仏果を開く功徳があるとされます。 |
十三参り |
じゅうさんまいり |
十三参りとは、数え年で13歳になった男女が虚空蔵菩薩を祀る寺社に参拝し、知恵と福徳を授かることを願う伝統行事です。 |
就職祈願 |
しゅうしょくきがん |
就職祈願とは、就職活動の成功を願って神社仏閣などで祈祷やお参りをすることです。多くの学生や求職者が就職祈願を行います。 |
出世稲荷大明神 |
しゅっせいなりだいみょうじん |
出世稲荷大明神は立身出世や商売繁盛にご利益があるとされる稲荷神社の総称です。特に、豊臣秀吉が木下藤吉郎と名乗っていた頃から信仰していたとされる稲荷社が「木下出世稲荷」として知られています。 |
准胝観音 |
じゅんていかんのん |
准胝観音は仏教における菩薩の一尊で、六観音の一尊として数えられます。准胝仏母(じゅんていぶつも)とも呼ばれ「過去無量の諸仏の母」という意味を持ちます。 |
聖観世音菩薩 |
しょうかんぜおんぼさつ |
聖観世音菩薩は観音菩薩の一つの姿で、観音菩薩の中でも根本的な姿とされ、人々をあらゆる苦しみから救う慈悲深い菩薩として信仰されています。 |
商売繁盛祈願 |
しょうばいはんじょうきがん |
商売繁盛祈願とは会社やお店などの事業が成功し、繁栄することを神仏に祈る行為です。商売の発展、売り上げアップ、経営の安定などを願って神社やお寺で祈祷を受けたり、お札やお守りを購入したりします。 |
除災招福祈願 |
じょさいしょうふくきがん |
除災招福祈願とは、災いを払い除け幸福を招くことを祈願するものです。怪我や病気、事故、災害などの災難から身を守り、平穏な日々を送れるように祈るご祈祷です。 |
除夜祭 |
じょやさいい |
除夜祭とは、大晦日の夜に神社で行われる1年の締めくくりと新年を迎えるための神事です。知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを祓い清め、新しい年への無事を祈る儀式です。 |
諸良縁成就祈願 |
しょりょうえんじょうじゅきがん |
学校や職場など、新環境での「人と人との縁」がよいものであるようにと願う場合 |
心願成就 |
しんがんじょうじゅ |
心願成就とは、心に願ったことが神仏の力添えによって叶うことを意味する言葉です。心の中で強く願ったことが実現することを指します。 |
新車のお祓い |
しんしゃのおはらい |
新しい車を購入した際に、交通安全を祈願して神社やお寺で行う儀式のことです。車と運転者が一緒に祈祷を受け、お祓いをしてもらうこともあります。 |
身体安全祈願 |
しんたいあんぜんきがん |
身体安全祈願とは身体の安全を神仏に祈ることを指します。怪我や病気、事故などから身を守り、健康で健やかに過ごせるように願う祈祷や、お守りを受けることを意味します。 |
身体健康 |
しんたいけんこう |
病気や怪我をすることなく、健康な日々を送れるように神仏に願うことです。無病息災を願う祈願も含まれます。 |
煤払い |
すすはらい |
神社における煤払いとは、年末に神社を清掃する行事です。年神様を迎える準備として神社の内外を清めます。これは単なる掃除ではなく、神聖な儀式として新しい年を清らかに迎えるための大切な行事です。 |
成人式 |
せいじんしき |
20歳を迎える人々を社会の一員として祝福し、激励する日本の伝統的な行事です。一般的には、各自治体が主催し、新成人が集まって式典を行います。また成人年齢は2022年4月1日から18歳に引き下げられました。そのため、一部の自治体では18歳を対象に成人式を行うところもあります。20歳限定で行われる場合は「二十歳の集い(はたちのつどい)」と呼ばれることもあります。 |
施餓鬼供養 |
せがきくよう |
施餓鬼供養とは餓鬼道に堕ちて苦しむ餓鬼に食べ物や飲み物などを施し供養する仏教行事です。お盆の時期に先祖供養と合わせて行われることが多いですが、時期は特に決まっているわけではありません。 |
節分祭 |
せつぶんさい |
節分祭は2月3日の節分の日に行われる厄除けや招福を祈る神事です。神社では豆まきや鬼追いや弓矢を使った儀式などが行われます。 |
選挙必勝祈願 |
せんきょひっしょうきがん |
選挙必勝祈願とは、選挙での当選を祈願して神社やお寺で御祈祷を受けることです。出馬する選挙の種類を明記して当選を祈願する行為を指します。 |
船中安全祈願 |
せんちゅうあんぜんきがん |
船中安全祈願とは船の航海における安全を祈るための儀式や祈祷のことです。特に漁業関係者や船乗りなど、海を仕事場とする人々が航海の無事を願って行うことが多いです。 |
大黒天 |
だいこくてん |
大黒天は七福神の一柱として、五穀豊穣、商売繁盛、開運などの福徳をもたらす神として信仰されています。頭巾をかぶり、大きな袋と打ち出の小槌を持ち、米俵に乗っている姿が一般的です。 |
大日大聖不動明王 |
だいにちだいしょうふどうみょうおう |
大日大聖不動明王は密教における明王の一尊で、大日如来の化身とされています。不動明王は一切の悪魔や煩悩を降伏させ、人々を救済するために忿怒の姿で現れるとされ厚く信仰されています。 |
大日如来 |
だいにちにょらい |
大日如来は密教における最高の仏であり、宇宙の真理そのものとされています。太陽を意味する「大日」の名を持ち、あらゆる仏の頂点に立つ存在とされ、その光で世界を照らすと信じられています。 |
大漁満足祈願 |
たいりょうまんぞくきがん |
漁業の繁栄と漁船の安全、そして豊漁を神仏に祈ることを指します。海の恵みに感謝し、漁師や海洋関連の仕事に携わる人々が安全に活動できるよう、また豊漁に恵まれるように祈願するものです。 |
立山権現 |
たてやまごんげん |
立山権現とは富山県の霊峰立山における山岳信仰と修験道が融合した神仏習合時代の神仏の呼称です。特に、雄山神社のご祭神の御神名として知られています。江戸時代までは立山信仰の中心的な存在として、立山修験の源であり人々に崇拝されていました。 |
七夕祭 |
たなばたさいい |
織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が年に一度だけ天の川を渡って会うという伝説にちなんだ年中行事です。一般的に7月7日に行われ、短冊に願い事を書いて笹の葉に飾り、星に祈りを捧げる習慣があります。旧暦で行われる地方もあります。 |
地域安全祈願 |
ちいきあんぜんきがん |
地域安全祈願とは地域社会の安全と安心を祈るための儀式や行事のことです。地域住民の安全、犯罪の抑制、災害の防止などを目的として、神社仏閣で祈祷を行ったり、地域団体が中心となってイベントを開催したりします。 |
千歳飴 |
ちとせあ |
千歳飴は七五三のお祝いに子どもの健やかな成長と長寿を願って贈られる縁起の良い飴です。細長く伸びる飴の形状から「長く伸びる=長寿」を連想させ「千歳(千年)」という言葉には「長い年月」という意味があるため「いつまでも健康で長生きしてほしい」という親の願いが込められています。 |
朔日参り |
ついたちまいち |
朔日参りとは毎月1日に神社に参拝する風習のことです。一年の始まりに初詣をするように、月ごとに区切りとして無事に過ごせた前の月の感謝と、新しい月の無病息災や家内安全などを祈願するために行われます。 |
道場安全祈願 |
どうじょうあんぜんきがん |
道場安全祈願とは、武道や格闘技を行う道場において稽古や試合の安全を祈るための儀式です。神仏に無事故や怪我のないことを祈願し、道場に通う人々が心身ともに健全であることを願うものです。 |
南無阿弥陀佛 |
なむあみだぶつ |
南無阿弥陀仏は、浄土宗や浄土真宗などで唱えられる念仏で「阿弥陀仏に帰依します」という意味です。これは阿弥陀仏の力を借りて人々を救済したいという信仰を表す言葉です。 |
南無釈迦牟尼佛 |
なむしゃかむにぶつ |
南無釈迦牟尼仏とは、お釈迦様(釈迦牟尼仏)に帰依する、つまりお釈迦様の教えを信じその教えに従うことを意味する言葉です。禅宗の読経の最初に唱えられることが多いです。 |
南無大師遍照金剛 |
なむだいしへんじょうこんごう |
南無大師遍照金剛は真言宗で唱えられるお経で「弘法大師(空海)に帰依します」という意味です。「南無」は「帰依する、信じる」という意味で「大師」は真言宗の開祖である弘法大師空海を指します。「遍照金剛」は空海が唐で密教を学んだ際の灌頂名であり、大日如来の別名でもあります。 |
南無妙法蓮華経 |
なむみょうほうれんげきょう |
南無妙法蓮華経は日蓮宗や法華宗など、法華経を根本とする仏教宗派で唱えられるお題目です。これは「妙法蓮華経」という経典に帰依するという意味で、法華経の教えを信じ、実践することを誓う言葉です。 |
新嘗祭 |
にいなめさい |
新嘗祭は(しんじょうさい)とも呼ばれる、天皇陛下がその年の収穫に感謝し新穀を神々に捧げ、ご自身も食される祭祀です。毎年11月23日に行われ、現在は「勤労感謝の日」として国民の祝日になっています。 |
日蓮大菩薩 |
にちれんだいぼさつ |
日蓮大菩薩とは、鎌倉時代の僧である日蓮聖人のことで、特に日蓮宗においてその教えを広めた功績から仏教の守護神として「大菩薩」の称号を贈られたことに由来します。日蓮聖人は法華経の教えを広め、人々の救済を説いたことで知られています。 |
入試合格 |
にゅうしごうかく |
受験生が試験に合格することを願って、神社仏閣などで祈祷やお参りをする行為です。受験する学校名や試験名を伝え合格を祈願します。多くの場合は受験生本人だけでなく、家族や友人も一緒にお参りすることがあります。 |
如意輪観世音菩薩 |
にょいりんかんぜおんぼさつ |
如意輪観音菩薩は観音菩薩の変化身の一つで、特に人々の願いを叶える力を持つとされる菩薩です。如意宝珠と法輪を手に持ち、六道全ての衆生を救うとされています。 |
八方除祈願 |
はっぽうよけきがん |
八方除祈願とは、九星気学で「八方塞がり」や「凶方」とされる年にあらゆる方角からの災いを祓い、家業繁栄や福徳円満を願う祈願のことです。特に、家相、地相、方位、日柄などから生じる災難や悪神・邪神の侵入を防ぎ、好転や向上を願うとされています。 |
八大龍王 |
はちだいりゅうおう |
八大龍王とは、仏教において法華経の説法を聞きに集まったとされる8体の龍王の総称です。それぞれの龍王は、難陀(なんだ)龍王、跋難陀(ばつなんだ)龍王、娑竭羅(しゃがら)龍王、和修吉(わしゅきつ)龍王、徳叉迦(とくしゃか)龍王、阿那婆達多(あなばだった)龍王、摩那斯(まなし)龍王、優鉢羅(うはつら)龍王を指します。 |
初宮詣 |
はつみやもうで |
初宮詣とは赤ちゃんが生まれて初めて神社にお参りする行事のことです。別名、お宮参りとも呼ばれます。無事に生まれたことへの感謝と、今後の健やかな成長を祈願するために行われます。 |
初詣 |
はつもうで |
初詣とは、新年になって初めて神社やお寺に参拝することです。新しい年の始まりに旧年中の感謝を伝え、今年の幸福を祈願する日本の伝統的な行事です。 |
馬頭観世音菩薩 |
ばとうかんぜおんぼさつ |
馬頭観世音菩薩は観音菩薩の変化身の一つで、頭に馬の頭を戴き忿怒の相を持つ仏様です。畜生道に迷う人々や家畜の安全と健康、旅の道中を守護する観音様として信仰されています。また動物供養の対象としても重要視されています。 |
馬頭観音菩薩 |
ばとうかんのんぼさつ |
馬頭観音菩薩は観音菩薩の変化身の一つで、頭に馬の頭を戴き忿怒の相を持つ仏様です。畜生道に迷う人々や家畜の安全と健康、旅の道中を守護する観音様として信仰されています。また動物供養の対象としても重要視されています。 |
花まつり |
はなまつり |
花まつりは灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれ、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事です。お釈迦様が生まれた時の様子を再現し、誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。 |
毘沙門天王 |
びしゃもんてんのう |
毘沙門天王は仏教における天部の神であり、四天王の一尊で北方世界を守護する武神です。また七福神の一人としても知られ、財宝と福徳を司る神として信仰されています。武運長久や商売繁盛、開運招福のご利益があるとされています。 |
必勝祈願 |
ひっしょうきがん |
必勝祈願とは、スポーツや学業、仕事など、あらゆる勝負事で勝利を願うために神社仏閣で祈祷を受けることです。単に勝つことを願うだけでなく、心技体を整え目標達成に向けて努力する力を授けてもらうことを意味します。 |
雛祭 |
ひなまつり |
雛祭りは毎年3月3日に行われる、女の子の健やかな成長と健康を願う日本の伝統行事です。別名「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形を飾りちらし寿司や菱餅、ひなあられなどを食べてお祝いします。 |
病気平癒祈願 |
びょうきへいゆきがん |
病気平癒祈願とは病気の回復や健康を願って神社仏閣に祈りを捧げることです。病気や怪我が早く治るように、また健康な状態を維持できるようにと、神仏に祈る行為を指します。 |
夫婦円満 |
ふうふえんまん |
夫婦円満とは、夫婦が互いに理解し支え合い、共に幸せでいる状態を指します。夫婦円満を願う御利益は、家庭円満、子宝、良縁、幸福な結婚生活など、様々な形で現れるとされています。 |
福禄寿 |
ふくろくじゅ |
福禄寿は七福神の一柱で、幸福、財産、長寿の三徳を司る神様です。南極老人星の化身とも言われています。長い頭、長い顎髭、大きな耳たぶが特徴で、左手に宝珠、右手に巻物を括り付けた杖を持つ姿で描かれることが多いです。 |
武道上達祈願 |
ぶどうじょうたつきがん |
武道上達祈願とは、武道(剣道、柔道、空手道など)の稽古や試合での勝利を願うことです。また、より高いレベルを目指し技術や精神力の向上や、技を磨きより効果的に使えるように、怪我なく稽古を続けられるようにと神仏に願うことです。 |
武道必勝祈願 |
ぶどうひっしょうきがん |
武道必勝祈願とは、武道(剣道、柔道、弓道など)における勝利を願う、神仏への祈願のことです。武道の神様や勝運にご利益のある神社仏閣で、試合や大会での勝利や武道の上達を祈ります。 |
不動明王 |
ふどうみょうおう |
不動明王は密教における仏の一尊で、大日如来の化身とされ、衆生を救うために忿怒の姿で現れるとされています。恐ろしい姿とは裏腹に慈悲深く、煩悩を断ち切って人々を救うと信仰されています。 |
弁財天 |
べんざいてん |
弁財天は音楽、弁舌、財富、知恵、延寿を司り、七福神の一柱としても知られています。 |
方位除祈願 |
ほういよけきがん |
特定の年の自分の本命星が凶方位にある場合に、その方位からの災いを避けるために行う祈願のことです。 |
星除祈願 |
ほしよけきがん |
その年の運勢を左右する「本命星」が凶方位に位置する際に、災難や不幸を避けるために行う祈願のことです。一般的に、厄除けや方位除けと合わせて行われることが多いです。 |
盆供養 |
ぼんくよう |
盆供養とはお盆の時期にご先祖様の霊を供養する行事のことです。一般的に7月13日から16日または8月13日から16日に行われます。お盆はご先祖様が私たちの世界に帰ってくると信じられている期間であり、その霊を迎え、もてなし、感謝の気持ちを表すための儀式です。 |
身代り不動明王 |
みがわりふどうみょうおう |
身代り不動明王とは、不動明王の中でも特に、災難から身代わりとなって人々を守ってくれると信仰されている不動明王のことです。様々な災厄から人々を救うとされ、厄除けや交通安全、家内安全などの祈願で参拝客が訪れます。 |
水子地蔵尊 |
みずこじぞうそん |
水子地蔵尊は流産、死産、または中絶などによって生まれる前に亡くなった子供(水子)の霊を供養するために建てられる地蔵のことです。水子地蔵は水子の霊を慰め、成仏を願うための仏様として寺院や墓地などに祀られています。 |
妙見大菩薩 |
みょうけんだいぼさつ |
妙見大菩薩は北極星や北斗七星を神格化した仏教の菩薩です。妙見大菩薩は国土を守り、災難を除き、寿命を延ばす福徳があるとされています。 |
百日祝い |
ももかいわい |
百日祝いはお食い初めとも呼ばれ、生後100日を迎えた赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願う伝統的なお祝い事です。赤ちゃんに初めて箸を使い食事をさせる真似をすることで、健やかな成長を祈ります。 |
薬師如来 |
やくしにょらい |
薬師如来は、正式名称を薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)といい、東方浄瑠璃光世界の教主で人々の病気を治し、心身の苦悩を取り除くことを誓願した仏様です。現世利益を司る仏として古くから信仰されています。 |
厄払い |
やくばらい |
厄払いとは災いや不幸を避けるために、神社やお寺で祈祷や儀式を受けることです。特に厄年に当たる人がその年の災厄を祓い、無病息災を願うために行われますが、厄年以外でも病気平癒や安全祈願など、様々な理由で行われることがあります。 |
厄除開運 |
やくよけかいうん |
厄除開運とは、厄年に当たる人が厄災を避け運が開けるように祈願することです。厄除けは、病気や怪我、事故などの災難を避けるためのもので、開運は、より良い運勢を招き入れるためのものです。 |
厄除け祈願 |
やくよけきがん |
厄除け祈願とは厄年や不幸が起こりやすいとされる時期に、災いや病気、事故などのトラブルを避けるために、神社やお寺で祈祷を受けることを指します。 |
立志式 |
りっししき |
立志式とは、中学2年生(数え年15歳)が将来の目標や夢を定め、大人になる自覚を深めるための儀式です。古来の成人儀式「元服」に由来し、自己の成長を振り返り周囲への感謝を表明する機会でもあります。 |
立春祭 |
りっしゅん |
立春祭とは二十四節気の最初の節気である立春の日に行われる、春の始まりを祝う祭りのことです。立春は暦の上で春の始まりとされ、旧暦では新年が始まる日でもありました。立春祭では無病息災や五穀豊穣を祈願する神事が行われたり、地域によっては特別な行事が行われたりします。 |
良縁成就祈願 |
りょうえんじょうじゅきがん |
良縁成就祈願とは、良い縁、特に恋愛や結婚に関する良い縁に恵まれるように神仏に願うことです。単に恋愛だけでなく、仕事や友人関係など、人生における様々な良い縁を願うことも含まれます。 |
旅行安全祈願 |
りょこうあんぜんきがん |
旅行安全祈願とは、旅行や外出の際に、道中の安全を願って神社仏閣で行う祈祷のことです。特に海外旅行や長期間の旅行前に事故やトラブルに遭わないようにと、より手厚い祈祷を受ける人もいます。 |
恋愛成就 |
れんあいじょうじゅ |
恋愛成就とは、恋愛に関する願い事が叶うことを意味します。意中の相手との両想いになることや、恋人との関係が良好に発展すること、結婚など、恋愛に関する様々な願望が実現することを指します。 |